



明日香とのこラクダ、本日めでたく退院しました!
母子ともに元気いっぱいです。
写真は今朝の明日香。
かわいくなってきたでしょう?
ペットボトルと比べてみました。こんなに小さいのよ。
おっぱいも調子よく出始め、一人目の時に苦しんだ乳腺炎防止のマッサージ方法なども習ったし、万事OK。怖いものナシです。
おっぱいがでる分、最初の三日間より疲れるようになったけど、このくらいの疲れ、運動できないんだからちょうどいいや。
退院後はまず実家に。
ラクダ夫がお祝いにステーキを焼いてくれました。
他の人はオージーだけど私だけ一枚780円もする国産サーロイン。
ステーキ屋でバイトしていたことのあるラクダ夫、さすがの焼き加減で美味しかった!
スープもソースも付け合わせもみんな作ってくれたのよ。
すごいでしょう?
うふふ。
それにしても寒い!
今朝御殿場は雪の予報がでていました。ちょっとちらついたみたい。
寒いのが大嫌いな私には、地獄の苦しみです。
明日香がいる居間はポカポカにしてくれていたけど、開けた引き戸を閉めてくれない家族に何度「閉めて」と言った事か。何度立ち上がって閉めた事か。(涙)
いくら体が楽に動くといっても普段のように動くわけではないのですよ。こんな事で立ち上がりたくはないの。
ラクダ夫含め実家のみなさんお願いしますよマジに!
日が暮れてからの寒さは半端じゃなく、何度言っても閉めてくれないラクダ夫にぶちきれ、最後は泣きそうになりながら挨拶もせずに家を出てきました。
今ラクダ家に向けて移動中。
早くあったかいラクダ家に帰りたい!
しばらくはエアコン解禁かな。
なんか愚痴みたいな終わり方になっちゃったけど、入院中頑張ってくれたラクダ夫には感謝しています。
ありがとう。
明日からの家事もよろしくね!(笑)


その日は朝3時に目が覚めた。
臨月の妊婦は夜中に何度もトイレに起きる。
どうせ今日は3時半には起きて4時に出掛けるラクダ夫の為に弁当を作らないといけないのだ。
トイレに行くと、いや、行かなくてもわかった。
今朝になって昨日に増しておりものが多い。
おりものというより羊水のようなものだ。
すでに5日も前から子宮口が3センチほど開いている。
開いているからほんの少しづつ羊水が染み出し、赤ちゃんが生まれてくる道を日に日に柔らかくしていた。
お弁当はすでに用意してあるおかずを詰めるだけ。
手早く準備をすますうちにほんの少し生理痛のような鈍い痛みが。
陣痛だ。
これは、と思い今度は入院の支度を整え始める。
自分の物は揃っているから主に悠大の物。
3時半にはおしるしが。
いよいよ出産だ!
ラクダ夫を起こした。
「今おしるしがあって弱い陣痛が始まったからとりあえず実家まで行って待機しよう。多分今日の昼過ぎには生まれると思う。」
「そうか。いよいよだな。」
ラクダ夫もテキパキと支度を始め、ジャーに残っていたご飯でおにぎりも作ってくれた。
朝4時。
寝ている悠大も車に乗せて出発。
走りながらラクダ夫は会社に連絡。
24時間稼働だからいつでも連絡が取れるのだ。
休みを取ることができて一安心。
病院に連絡すると、陣痛が10分間隔くらいになったら来るようにと。
ラクダ家から実家や産院までは昼間なら一時間近くかかる。
この時間だから空いてはいるが、それでも40分。
走っている間に陣痛がどんどんはっきりとしていく。
間隔もどんどん短くなっていくのだ。
実家についた頃にはすでに陣痛が10分間隔を切っていた。
もはやとても車を降りる気にはならない。
「もう病院に行こう!」
実家の玄関を開ける事なくそのまま病院へ。
朝5時、病院に到着。
まずは書類を書かされる。
「大きな病気をしたことはありますか?何人兄弟ですか?ご両親は健在?ひとり目のお子さんの時は…」
こと細かな質問。
聞かれている間に何度も陣痛がくる。
のんびりと語尾が伸びるような口調で質問されるとイライラする。
こんなこと旦那に聞いてくれよ!!
問診が終わり、診察のため部屋に入って着替える。
陣痛の間隔が短い。着替えるだけでも痛みが襲ってくる。
いや、まだ襲うという程強い痛みではないが、痛いものは痛いのだ。
診察後、すぐに陣痛室へ。
意外にもまだ子宮口の開きは3センチ。しかし短い診察の間にもお産時特有の血性のおりものはどんどん増えていき、すでに陣痛の痛みはすっかり本格的になっていた。
ここで何時間耐えるのだろう。
心音を計る装置や点滴を装着するのに手間取り、そのうちに子宮口はどんどん開いていく。
後2~3時間のうちには生まれるだろうと思っていたら、もっと早く生まれそうだと。
慌てて部屋に待機していたラクダ夫と悠大を呼び寄せ、実家に連絡をしてもらう。
分娩室には旦那はいいが子供は入れない事になっている。
悠大を迎えに来てもらわないと。
陣痛室でラクダ夫と悠大が見守る中、イタタタタ…フウ~フウ~と30分程唸っていると、先生がまた診察に来て、陣痛の痛みの中グッと指を入れて子宮口の開きを診る。
痛い時に診ないとわからない、とは納得だがこれは辛い。
「8センチ。お産の進みが早いようですね。もう分娩室に移りましょう。」
「歩けますか? 大変ならベッドごと…。」
…大変に決まってるじゃんか~。
体の角度を変える事すらままならないのだ。ベッドごと運ばれていき、なんとか分娩台に移った。
それにしても寒い。お腹や開いた足が寒くてたまらない。
寒いと訴えたが、私だけなよう。
少し風邪気味だからか。
今考えれば他の妊婦はすでに何時間も苦しみぬいて汗だくなのだろう。
次々にくる陣痛。
いきむのは最後の最後、生まれ出る時だけ。
ひたすら長く息を吐く事に集中すると体の力が抜けて痛みを少し逃すことができる。
ギュイ~ンと体が吸い込まれそうなあの痛みは体験していない人には到底想像がつかないだろう。
ラクダ夫に抱かれた悠大が心配そうとも不思議そうともつかない顔で私を見つめている。
この子のためにかわいい妹を。
どんなに痛くても子供の顔を見ると心が和む。
夫の顔を見ても安心はするがこういう癒やしには至らないもの。
家族4人、ここでこうして頑張っている。
早朝で身内に連絡がつかないからと子供も一緒に立ち会える幸運をありがたく思った。
先生は相変わらず陣痛がピークに達するとグイッと指を入れて様子を見る。
「大分進んでますよ。」
「大分ってどの位? あと1時間?それとも早ければ30分以内とか?」
「そうですねえ~ こればかりはなんとも言えないけど早ければもうすぐですよ。」
「てことは早ければ30分以内には、って事ですね?!」
「そうですね…」
全くこの先生の結論がはっきりしないのんびり口調はイライラする。
早ければ30分以内です。頑張って!
とはっきり言われれば誰でもがぜんやる気が出るだろが!
うう~~イタイイタイイタタタ。はあ、フウ~…
「どうですか?破水はまだ?」
先生に聞いてみる。
「知らないうちに破水したみたいですね。順調に降りてきていますよ。」
知らないうち…かよ。
まあ、さっきからダラダラと水が出ているからそれがそうなのだろう。 いい具合になめらかになれば明日香もつるつると出やすくなって御の字だ。
「そろそろ全開です。自然にいきんでしまう分にはかまわないです。」
「いきんでいいんですか?まだですか?」
「自然にいきむ分にはかまわないです。」
「先生、結論をはっきり言ってください!まだいきむなって事?!」
私のイライラも爆発。全くはっきりしない男だよ!
「まだです。」
引き続き何度かいきみを逃す。
「そろそろ出ますよ。」
「頭見えてますか?」
「はい、見えてます。」
「じゃあ次はいきんでいいですね?」
「はい。」
何で私自らがナビするのか。
来た来たイタタタタ…
「はいいきみましょう!」
「ぐわ~~~~~…」
「うまいうまい。出てきましたよ! はい、一度休んで。」
はあ、はあ、はあ。
出口がはちきれそうなのが自分でもよくわかる。
「切れそうだから少し切開していいですか?
弱い麻酔を使いますけど。いいですか~?」
ああ~この非常時にいちいちのんびり聞くな!
「勝手にやってください!」
叫ぶように言う。
とにかくこちらはそれどころではないのだ。麻酔なんてどうでもいいから早くしてくれ!
口調はのんびりだが手際はよいらしく、見事に次の陣痛に間に合った。
「さあ、いきんで!思いっきり!」
「んが~~~~…」
「出ますよ!!」
「んがぁ~~~んん~~~‥‥」
スポッ。ズルルル…。
「はいっ!産まれました!」
「産まれた?! 産まれた?!」
思わず頭を持ち上げると、先生に抱かれた赤ちゃんがチラッと見えた。 そしてぎゃあ、ぎゃあ、と小さな泣き声が。
「産まれた~。かわいい~。 明日香ちゃん~見たい~。」
実際に我が子の顔を見られるのはへその尾を切ってから。
私は胎盤など後産し、切開した会陰の接合をしなければ。
やがてプルプルと妙においしそうな胎盤が出て、先生が小さく麻酔を打ちながら丁寧に、そしてり見事に切り口を縫ってくれた。
「ひとり目の時は切る時も縫う時も麻酔を使わなかったんですよ。」
「本当ですか?それもすごいな。痛いでしょう?」
「痛いですけど産む痛さに比べればまあ。」
産んだ瞬間から陣痛の痛みはウソのように消える。
イライラした先生とも痛みさえ収まれば穏やかに会話ができるのだからゲンキンなものだ。
明日香がこの手に戻ってきた。
「明日香ちゃん~!」
最初に何と声をかけたのだろう。
かわいい~とか、小さい~とか、はじめましてとか、お母さんですよとか、そんな単純な言葉だろう。
とにかく小さな小さな我が子は羽のように軽く、真っ赤な顔をくちゃくちゃにして一生懸命息をしていた。
身長47センチ、体重2896グラム。
なんと悠大と全く同じ体重で産まれてきた。
同じ顔、同じ体重。兄弟というのはなんと不思議なものか。
11月25日、午前7時3分。
家族全員で迎えた出産は、これ以上ない幸運に満ち溢れていた。
明日香ちゃん、ようこそラクダ家へ!
あなたの輝く明日は今始まったばかり。
弱い陣痛がはじまりました。
今日の昼すぎには産まれるかも!

のこラクダ、出産予定日の11月30日まであと10日となりました!
写真は雑誌に閉じこまれていた「おなかにあてて実感できる!出産直前の赤ちゃんの様子」です。(笑)
どーでもいいものだけど、おもしろいので今日の記事の写真にしてみました。
今日、検診に行ったら、子宮口がすでに3センチほど開いているそうです。
推定体重は2650g。
この頃の赤ちゃんは一日30gぐらいづつ増えるから、ちょうどいい感じだねぇ。
実際はもうちょっと大きく生まれてくると思うけど。(母のカンは3000gちょうどぐらい)
先生曰く、
「一週間以内に産まれそうだな・・・」 と。
たしかにこのところ赤ちゃんの位置も下がってきてるし、時折お腹が張るし。
ちなみに腹回りは1メートルを突破しました!そのデカさったら見事なもんですわ。(笑)
膀胱が圧迫されるから頻尿も頻尿、夜もトイレで6回ぐらい起きるし忙しいったらありゃしない。
そのトイレでうっかりすると赤ちゃんがツルっと出てきちゃうんじゃないか、
バシャっと破水しちゃうんじゃないか、と、なんとな~くヒヤヒヤしてしまうのです。
いや~ん、ほんとにいよいよですよ!!!
出産を前に不安も怖さも微塵も感じないけれど、入院中ラクダ夫の実家に悠大を預けるのだけが心配です。
まぁ、私が留守中、悠大が怪我しようがお腹壊そうが風邪ひこうが、私が退院するまで生きててくれてたらそれでいいわ、と思うことにしました。 (笑)
風邪といえば私、おとといの夜とうとう風邪をひいてしまい、昨日と今日で集中力と気合で治してしまいましたが、今朝になったら悠大が鼻水たらしてて。
私が治ったのは悠大のおかげだったのね。(汗)
母よりもよっぽど丈夫な悠大のことだからすぐ治るだろうと、全く心配していない私。
昼間とさっき、一応薬を飲ませましたが、今日一日あったか~いプーさんの着ぐるみを着せていたら治ってしまったようです。
さすが悠大。 頼もしいよアンタは!!!

その悠大は昨日1歳7ヶ月になりました。
先日行われた1歳6ヶ月検診で
「すでに虫歯の一歩手前の状態だからしっかり歯磨きしなさい!」
と歯科衛生士にコテンパンに言われてしまったので、
今朝小児歯科に行ってフッ素塗布をしてもらいました。
超カンタンで保険もきき、1000円ぐらい。
一回の塗布で6ヶ月ぐらいもつらしいし、これで少しでも虫歯になりにくいのだったら行くべきよね。

さてさて。
産院の帰りには御殿場高原ビールにちょこっと立ち寄っておいしいパンを買って食べました。
今日はラクダ夫が仕事で夕飯の支度をしなくていいので、そういう日には気ままに好きなものを買い食いするのがささやかな楽しみなのです♪
「出産間近で運転なんて危ない!」 とか言われそうですが田舎では車の運転をせずにはどうにも動けませんからね。 誰も心配しないしダメとも言わないんですよ。
そんなわけで、御殿場高原ビールのクリスマスイルミネーション。
2月まで楽しめすからぜひ御殿場にいらしてください。 姫にも会いに来てね!

さぁ、みなさん!
明日かららくだブログから目を離さないでくださいね!
出産当日はリアルタイムレポートやりますから。
二人目だからあっという間に生まれちゃいますよー!
あまりにするっと生まれちゃって更新する余裕ないかもしれないけどね。(笑)
あ~~~~楽しみだなぁ~!♪

2日遅れで記念日ランチに行って来ました!
予約したのは三島駅近くのフレンチレストラン。
よく考えたらラクダ家、フレンチは初だわよ初!
場所がわからなくて電話をしたら、店のスタッフが表通りまで出て待っていてくれました。
暖かく迎えられて店の中へ。
チャペルもあって結婚式も出来る豪華でオシャレな店だけど、平日ランチということでお客さんは少なく、通された一角の周りには誰もいなくてラッキー。
気兼ねなくゆったりと食事を楽しめました。
「今日は何かの記念日ですか?」
聞かれたので、誕生日と入籍記念日なのだと答えると、
とっても喜んでくれて、「ステキな記念日になりますように」と言ってくれました。
ランチは1500円からあるが、私たちが頼んだのは2500円のハーフコース。
いろいろなものが食べたかったので、選べるものは全て欲張って二人違うものを頼んでみました。
前菜は牡蠣をベーコンで巻いたもの(写真)と鴨肉のフルーツソース。

高級な料理は食べつけないのでなんと表現していいかわからないけどとってもおいしかったです。
次に出てきたのは、カラフルな野菜がいっぱい入った牡蠣のチャウダーと、バターとチーズと卵で出来たまろやかなクリームスープ。
このクリーミーなスープはサービスで悠大にも一皿出していただけて、感激!
それがまたおいしくてね、
悠大、すごい勢いで一皿ぜ~~~んぶ一人で食べてしまいました。(笑)
これ、何のチーズを溶かしてあるんだろう? スープにできるぐらいきれいに溶けるチーズって・・・何? 分かる人教えて~。 作ってみたいわ。

メインはラクダ夫のは豚肉をブイヨンで煮て、きのこのトマトソースをかけたもの。
これ、お肉がホロホロくずれるぐらいやわらかくて! 味もよく染みこんでいて美味!
私のメインは地元沼津港で揚がったサワラとジャガイモ等の煮物。

サワラは好きだけどこうしてブイヨンで煮てあるものなんて初めて。
いや~おいしかったですね。
いっしょに煮てある他の野菜もサワラのいいダシが出ててね。
悠大、もうむしゃぶりついて食べてましたね。
子供って、おいしいものは本当によく食べるんですよね。
それはもう残酷なぐらいはっきりしてるの。
悠大にも追加で出してくれたフランスパンもぜ~んぶ一人で食べちゃったし。
だから子供の好き嫌いをなくすには、おいしい料理を作ってあげるのが一番だと思うんです。
最後に出てきたのはなんと、ハッピーバースデイのBGM付き!(笑)

私のデザートには特別にバースデイプレートがついていて、なんと悠大にもプリンを一個まるごとサービスしてくれたのです。
そして3皿全部にろうそくがついていたの。
さっきからずっといろいろ気を使ってくれてくれているスタッフの女性は10ヶ月のお孫さんがいるというおばさんだけど、ホントにあったかい人でね。
「さぁ一緒に」、とハッピーバースデイを歌ってくれて、私がろうそくの火を吹き消すとパチパチと拍手してくれました。
なんと幸せなランチなのでしょう。
悠大もいただいたプリンをむさぼるように手で食べちゃって。
あんなやわらかいものでも結構器用に食べるもんだなぁ。(笑)
家族3人ともおなかいっぱい胸いっぱいで、大満足♪
フランス料理って味が好みに合わないといくら高級でも首をかしげてしまうものだけど、このお店の料理はどれもこれもとってもおいしくて。
それよりなにより心あたたまるもてなしが本当にうれしかったわ。
帰りがけには家族で写真も撮ってくれたし。
ドライバーと臨月妊婦の組み合わせだったからワイン一杯も頼むことができず、これで二人で5000円は安すぎ。(汗)
申し訳ないので他の方、静岡に来た際にはぜひ行ってみて下さいな。
子連れはランチならOKです。
そんなわけで、記念日ランチは何気ない一日をとっても幸せな気分にしてくれる素敵なお店で過ごせました。
また来たいわ~。