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三人の子供達とパワフル母ちゃん。楽しいラクダ家へようこそ!


by nokorakuda

赤ちゃんは適度に不衛生な環境で育てるべし!

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「赤ちゃんの物なんてちょっと汚いぐらいでちょうどいいのよ!」

私はいともカンタンにこんな言葉を口にしながら、悠大がそこら辺に転がした・・・飲みかけて冷たくなったまま放置していた哺乳瓶を拾って悠大の口に運ぶ。

店でも土足の床に転がった哺乳瓶を拾い、私が一旦ぺろりとなめてから、何のためらいもなくくわえさせてしまう。
自分の乳首の消毒など一度たりともしたことがない。 

「悠大をアフリカ人並みに強くたくましく育てる」

これが私の子育ての目標だ。

彼らは泥の混じった水を飲んでも決しておなかを壊さない。
やせた畑で穫れた限られた種類の農作物と少しの水であのたくましい体を作り、大勢の子孫を残すアフリカ人。

毎度乳首の消毒をしていて体が強くなるはずがない!!!


いまどきの子供達の体が弱すぎるのは、異常な清潔志向のせいだと私は思っている。
アトピーなども、赤ちゃんを殺菌だ消毒だ、とやっきになって無菌状態で育ててしまうから免疫が育たないのだ!
だって、私がかかった産婦人科の先生もそう言ってたもの。


12月12日の静岡新聞に、こんな新聞記事が載っていた。

「適度な不衛生で免疫向上」

アトピー性皮膚炎、喘息や花粉症など、アレルギー性の病気の子供が増えている。
そんな中、東京医科代名誉教授の藤田紘一郎さんが「子供の免疫力を高める方法」をPHP研究所から出版し、「適度に不衛生な環境と粗食が発症を抑える」との持論を展開している。

本では
「ばい菌はせっけんでないと落とせないのか」
「抗菌グッズが子供の及ぼすダメージは」
「水道水は体に害なのか」
など、
多くの人が抱く疑問への答えを文章と漫画でわかりやすく示している。

また、免疫力を高めるには食事が大切だと指摘。 
腸内細菌の増殖を助ける海藻や一汁三菜の日本食を献立に取り入れるよう提言している。

藤田さんは身の回りにいる微生物との共生を訴え、寄生虫サナダムシをあえて自分の体の中で飼い、行き過ぎた清潔志向に警鐘を鳴らしてきた。
だが最近、親に大切にされる第一子がアレルギーになりやすいとの調査結果も出ているため、保護者向けの本を企画した。

=====(以上全文)


まさに日ごろ私が思っていたことドンぴしゃりだったので、母と「そうだ、その通り!」と満足げにと頷きながらこの記事読んだ。


総合病院で出産した人は特に、哺乳瓶や乳首の消毒を注意されるらしい。
病院内は病原菌でいっぱいだからだ。

母は総合病院で私や兄を産み、母乳があまり出なかったので私をミルクで育て、哺乳瓶は几帳面に消毒をし続けた。

離乳食も母が几帳面に教科書通りグラム単位で計って何十分も煮て作り、その場で食べないものは全て捨てたし、それでは手間もコストもかかりすぎるからと市販の離乳食もよく使ったという。

結果的に私はアレルギー持ちの体になり、これを書いている今も体全体がかゆくてたまらない。

一方アレルギーのないラクダ夫は母乳で育ち、自家製の米と野菜で育っている。

持って生まれた体質があるから私のアレルギーが母のせいだとは決して思わないが、
悠大には私の苦しみを味わうことなく育ってほしい。

せっかく健康でこの世に生まれてきたのに、親が子供の体の免疫力を奪うようなことはしたくない。

子育ては適度に大雑把でいいと思う。
ミルクなんて飲み残しても捨てずにしばらくしてからそのままあげればいいし、
離乳食だってその日のおかずの中からつぶせるものを穀類、野菜、たんぱく質、と何種類か拾い、ちゃちゃっとつぶしてあげている。 

悠大は今まで一度もおなかをこわしたこともないし、まじめにやりすぎて面倒になって市販のものを食べさせるよりずっと体にいいはずだ。


行き過ぎた清潔志向に警鐘!

大賛成だ。
by nokorakuda | 2006-12-17 00:06 | 悠大成長記録(妊娠・出産)