フタを閉められない女
2006年 03月 23日
先日。
夕飯の食卓で私がポン酢しょうゆの瓶を倒しそうになって声をあげた。
「あっ! ごめんなさい。大丈夫だった? あぁ良かったセーフね。」
するとラクダ夫が
「ちゃんとフタをしめれば慌てなくてすむのに。」
「ちょっと閉めてあるじゃん。」
「なんで斜めなの? 中途半端だなあ。」
「だってまだ使うじゃん」。
「同じ手間ならちゃんと閉めようよ。ほら、そっちも。」
そう言って柚胡椒のチューブを指差す。
「なんでー。閉まってるじゃん。ホラ。」
「・・・ナナメってる。」
「あ~ん。わかったわよ閉めればいいんでしょ!あー悔しい。」
ギュギュっとフタを閉めなおす私。
フフフと勝ち誇るように笑うラクダ夫。
5分後。
何度も継ぎ足すポン酢のフタがまたナナメっている。
「ホラまた。」
「あ・・・。(いいじゃんかよっ!別にナナメだって!)」
思えば私の化粧品のフタなどはみんなナナメだが、それがなんだってんだっ!
そう。私はフタの閉められない女。
私の魂が完全を嫌うのだ。
多分。(汗)
by nokorakuda
| 2006-03-23 18:52
| らくだ妻的つれづれ