肉じゃがでイライラ
2006年 03月 02日
注)写真は料理サイトのものです
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ダンナの弁当も含め、三度の食事を毎日毎日作る日々。
独身時代は友達が遊びに来るとき以外は一切料理なんてしていなかった私だが、年の功か料理自体は不得意でもないし、特に苦にもならない。
しかし!
煮物には悪戦苦闘している。
自分がわざわざ作る料理はどうしても母が作らないような非日常的な料理ばかり。
今まで36年間、煮物は母が作るものであって、毎日あまりにも何気なく食べていたために、その味に興味を抱くこともなかったのだ。
しかし、いざ主婦をはじめてみると、普段食べたいのはお得意のエスニックやトマト料理ではなく、断然和食。 どうしても煮物が食べたい。
だいたい煮物なんてものはしょうゆと酒と砂糖と・・・ダシやみりん・・・お決まりの調味料をてきとーに入れて煮るだけ。人によってその分量も作る量も違うし、材料によって水の量も味も作り方も微妙に変えるわけで、本を読もうが人に聞こうが、今更レシピもへったくれもあったもんじゃない。
昨日は肉じゃがを作った。
友達の眞紀さんによれば「肉じゃがなんて、失敗するほうが難しい」とのことだが、
こいつがなぜかどうもおいしくない。
チラっと見た料理本のレシピよりもあきらかに多い調味料を入れてるのに、ちっとも味がつかない。
しょうゆを入れれば入れるほど、20年後に塩分取りすぎで生活習慣病を引き起こす悪妻になってしまうような気がして罪悪感が。
水が多いのだろうか。
肉じゃがはダシっていらないよねぇ?でも入れてみようかな。
しょうゆよりも酒やみりんが足りないの?
もっと煮ればいいのかな。
そのうち肉からおいしいダシがでてくるんじゃないか?
どうしていいかわからず、肉じゃがを作るのが得意、というダンナに助けを求めてみた。
「味が薄いんだよ。」
そう言いながらしょうゆをドボドボ、砂糖もじゃんじゃん入れる。
「あ!私あんまり甘いの嫌い!」
「そんなにガシガシ混ぜたらジャガイモが崩れる~~~!!!」
助けを求めたくせに隣でギャぁギャぁわめく私。
かくしてクリーミィに煮崩れた肉じゃがができあがった。
しかし味は、なるほどちゃんと肉じゃがになっている。
「なんでこんなにガシガシひっくり返して混ぜたのよ!ベチャベチャになっちゃったじゃない!もう、嫌!不機嫌!頼むんじゃなかった!」
・・・・そもそもベチャベチャになるまで煮込んだのは私である。
そして実際味をまともに直したのはダンナである。
・・・・スンマセン。(←言ってないけど)
by nokorakuda
| 2006-03-02 09:39
| 主婦のたわごと